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学会発表
日本薬学会 第138年会
表皮細胞におけるポリメトキシフラボノイドの抗酸化メカニズムに関する研究
株式会社セプテム総研:森 亮太
株式会社セプテム総研:石神 政道
株式会社セプテム総研:岡田 正紀
東京工科大学:正木 仁
<発表内容の概要>

柑橘類の特に果皮に多く含まれるとされるポリメトキシフラボノイド(以下PMF)は糖尿病や肥満に対する改善効果や皮膚の美白効果など生体に及ぼす多くの有用性について注目を集めている。また、抗酸化作用についても知られているが、PMF自身は還元性を持たないことから、直接的な抗酸化作用はないと考えられる。一方、細胞の酸化ストレスに対する防御機構にはKeap1-Nrf2経路が重要な役割を持つことが知られている。本研究では、PMFの抗酸化作用についてKeap1-Nrf2経路に着目し、培養表皮細胞を用いて抗酸化酵素の発現と活性について検討を行った。PMFはシネンセチン、タンゲレチン、ノビレチンの3種類を用いて評価した。

PMF処理されたHaCaT細胞は、過酸化水素の曝露による細胞内ROSレベルの増加の有意な減少を示した。 また、PMF処理されたHaCaT細胞では、Nrf2の核内移行が観察され、グルタチオン合成の律速酵素であるγGCSの遺伝子発現と細胞内総グルタチオン量の有意な増加が確認された。したがって、PMFの抗酸化作用には細胞内のKeap1-Nrf2経路を介したグルタチオン合成の増加によるものである可能性が考えられた。中でもタンゲレチン、ノビレチンに高いグルタチオン合成効果が認められた。酸化ストレスは皮膚老化の要因の一つと考えられていることから、PMFは抗老化素材として有用であると思われる。

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