セプテム総研

企業紹介 研究・開発拠点 学会発表 採用情報 お問い合わせ
学会発表
HOME >> 学会発表
学会発表
第41回 日本香粧品学会
カルボニル化タンパク質の細胞内蓄積と酸化タンパク分解酵素の関係
株式会社セプテム総研:森 亮太
株式会社セプテム総研:石神 政道
株式会社セプテム総研:岡田 正紀
東京工科大学:正木 仁
<発表内容の概要>

近年、脂質過酸化反応の最終生成物であるカルボニル化タンパク質(Carbonylated Proteins: CPs)が皮膚生理に及ぼす作用について注目されており、細胞内および細胞外マトリックスへのCPsの蓄積が皮膚の老化および機能低下の一因となっていると考えられている。一方で、このCPsは酸化タンパク分解酵素(Oxidised Protein Hydrolase: OPH)により分解除去されることが示唆されている。我々はCPsの蓄積とOPHの関連について明らかにすることを目的とし、CPsの蓄積が基底膜関連タンパク質の発現に与える影響について検討した。
まず、慢性的に過酸化水素を培養表皮細胞(HaCaT keratinocytes)に曝露することにより酸化ストレス細胞モデルを作製した。酸化ストレスモデルは酸化ストレス未処理のコントロール群と比較して有意にCPsが増加し、OPHのmRNA発現、タンパク量、酵素活性のいずれも低下していることを確認した。さらに、OPH阻害剤を処理したHaCaT keratinocytes内のCPsが増加したことから、細胞内CPsの分解にOPHが関与していると考えられた。また、酸化ストレスモデルはIV、 VII型コラーゲンなどの基底膜関連タンパク質の発現低下が生じた。以上より、慢性的な酸化ストレスによってOPHが減少し、それに伴ってCPsが細胞内に蓄積することにより基底膜形成能が低下する可能性が示唆された。

spacer
 
| HOME | お問い合わせ | サイトマップ | 個人情報保護方針 |
footer_bar
Copyright (C) 2017 Septem Soken All Rights Reserved.