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学会発表
第15回 日本抗加齢医学会総会
角層中酸化蛋白分解酵素(OPH)活性の活性化成分の探索
セプテム総研:石神政道
エイキット、同志社大学:八木雅之
同志社大学:三橋璃子、米井嘉一
<発表内容の概要>

生体の糖化ストレス亢進により生成・蓄積する糖化最終生成物(AGEs)は、老化や疾患の進展に影響を及ぼす。生体中の酸化蛋白分解酵素(OPH)は、糖化蛋白やAGEs分解作用を有し、糖尿病や老化進展の抑制に働く可能性が示唆されている。本研究では、角層中OPH様活性成分を精製すると共に、化粧品原料として汎用されている植物エキスについてOPH様活性増強成分を探索し、化粧品への応用を検討した。
角層中OPH活性成分の精製は、健康な20歳代女性の皮膚角層を市販のセロハンテープで剥離採取し、蛋白抽出後、ゲル濾過クロマトグラフィーで分画した。acetyl-L-alanine-p-nitroanilide(AAPA)を用いてOPH活性を測定した。また、化粧品原料として用いられる120種類の植物エキスにつき、市販OPHによるAGEs化ヒト血清アルブミン分解活性を増強するかを、蛍光値(励起波長360nm、検出波長430nm)より求めた。
その結果、角層蛋白のゲル濾過クロマトグラフィーにおけるOPH活性画分と市販OPHの溶出画分は一致し、推定分子量が218〜288kDaであった。またOPHのAGEs分解活性を30%以上増強した植物エキスは、オノニス、エンメイソウ 、コメヌカであった。これら植物エキスは、ヒト皮膚角層より抽出したOPH様酵素活性を増強した。

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