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学会発表
第94回日本細菌学会関東支部総会
各種顔肌状態における表在菌叢の解析
(株)早稲田大学理工学術院先進理工学研究科:鈴木明香[投稿者]
(株)セプテム総研:小川茂行、森川藤凰
東京農工大学大学院工学研究院:松永是
早稲田大学理工学術院先進理工学研究科、東京農工大学大学院工学研究院:竹山春子
<発表内容の概要>

人の皮膚表面には多くの微生物が生息しており、それらは人が健康な状態のときは病原性を示さず、むしろ外からの病原菌の侵入を防ぐ、一種のバリア機能を果たしているといわれている。皮膚常在菌と肌状態の関連を調べるため、同じ女性の頬から3 ヶ月ごと3 回にわたり、皮膚の表在菌を定めた方法で採取、回収し、分子生物学的手法により同定すると同時に、脂質量や水分量、水分蒸散量、キメ個数などの皮膚の性状を測定し、肌状態を評価した。 これにより顔の皮膚には、皮膚常在菌として知られるPropionibacterium 属 や、Staphylococcus 属の菌のほかに、従来の方法では培養できていなかった菌が多数存在していることが明らかになった。その中には皮膚に常在していると考えられる菌や、培養できていなかったと考えられる菌などが多く存在しており、これらの結果と肌状態との比較から、これらの菌も肌状態に影響を与えていると考えられた。特にキメ細かく、肌状態が安定していたパネルにおいてAlphaproteobacteria 門のRizobiales 目に属すると考えられる菌と、Actinobacteria 門のCorynebacteriaceae 科に属すると考えられる菌が頻繁に検出されていることから、これらの菌が肌状態の安定に影響を与えている可能性と、この方法による皮膚表在菌と肌質との相互関係のさらなる解析の可能性が示唆された。

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